落ちていく 風を受けて 震えるの 止まらないから 時間がもう 戻らないと知る 解かってた 命の重み 糸一つ 切れた後は 残らない  消えてとけて見えなくなる 交わす言葉 川に流す (回る回る クルリクルリ) 紙に記す 神に伝う (糸が切れた プツリプツリ) 約違える 厄集めつ (涙流れ ポロリポロリ) 人に添うの 一人きり (返す返す 気に入らないわ) 暗すぎる   どこにいるの 捕まえて ここにいるよと 時間がない  気づいてくれない 正しさが   自分にあると 信じてた 痛々しくて 見てられない 胸が焼けて溶け出して いつか帰る いつもみたいに (少し歩く ぽつりぽつり) 変わる世界 君の背中 (月が見える きらりきらり) 人心地が 消えていくの (寂しさだけ つのるつのる) 水を含み 乾き癒し (花が開く) 『彼岸目指して』 麗らや野に (うららやのに) 寝転びながら死に真似するのよ 心ここにあらずなら  きっとあちらまで 古巣を急ぐ鳥の道に  春は来るのかな 水の音にごまかされて 残る私だけ ああ止めないで       間奏 麗らや野に (うららやのに) 寝転びながら死に真似するのよ 心ここにあらずなら  きっとあちらまで 古巣を急ぐ鳥の道に  春は来るのかな 水の音にごまかされて 残る私だけ ああ止めないで